子供孝行の日
6月2日(土)は祝日で仕事が無かった!
前の日の金曜日に仕事に行ったときに『明日は休みだからね』って言われて、その時知った私(^^;)。いちいちイタリアの祝日をチェックとかしてないので、それを知らなかった私は、思わぬ『お休み』に“oh~! che bella notizia!(なんて良い知らせなの!)”を連発しまくってしまった(笑)。 パスクワ(復活祭)ぶりに、梅ちゃんと一緒に一日過ごせる。うれしいわぁ~♪ 仕事を始めて、週末を梅ちゃんと過ごせなくなってから、以前より一層梅ちゃんのことがいとおしくなって来た様な気もする。 ま、梅ちゃんが生まれてからずっとそうだったけど、寝ても覚めても「梅ちゃん、大大大好き!」な、私。母親だったら当たり前か(笑)。でも、世の中には自分の子が可愛く思えなくて虐待とかしちゃう親も居るもんね。 梅ちゃん、あんたは幸せもんだよ、こんなに愛されて。 だから6月2日は、私を全て梅ちゃんに捧げて(大袈裟か(笑))子供孝行の日。 お昼ごはんは、前から一度梅ちゃんに食べさせてみたかったお好み焼きを作る。 ワタクシ特製のお好み焼きよー。美味しいのよー♪ 旦那と結婚する前、日本人のルームメートと住んでた時はしょっちゅう作ってたんだよね。特にルームメートのリクエストで(笑)。 旦那はあのお好み焼きの甘いソースがあんまり好きではないので、結婚してからは作ったことあったかなぁ・・・ってくらい作ってなかった。 この日もね、実は旦那が家に居たから、作ろうかどうか迷ったんだけど、お昼の支度をする時間に旦那が昼寝をしてて(早朝の仕事があったからね)、「お昼どうする?何食べたい?」って聞いても、「要らない、食べない。寝る。」とか言うもんだから、「じゃ、お好み焼きく作っちゃおー!」ってことにした。 もちろん、ワタクシ、一応関西人なので、「お好み焼きの素」なんて使いません(笑)。 出来上がりは・・・んもー、最高! もう、梅ちゃんと食べながら「めちゃくちゃ美味しいねー、うん。美味しいー♪」って何回も言いながら食べたわ(爆)。 梅ちゃんもね、最初の4分の1までは調子良く「美味しいねー♪」なんて食べてたのに、4分の1を過ぎる頃から「いらない、美味しくない」なんて言い出して、もう食べなくなってしまった(ーへー)。食べる前からかなり眠そうにしてたからかな。それとも、梅ちゃんはこの味があんまり好きじゃないのかなぁ。これからも頻繁に作りたいし好きになってもらいたいんだけどなー。 で、起きて来た旦那に梅ちゃんの残りを「食べる?」って聞いても、チラッとみて「要らない」だって(ーへー)。 そのくせね、やっぱりちょっと興味は有ったみたいで、味見して・・・。 で、結局旦那、絶賛して全部食べちゃった。「今まで食べた中で一番美味しかったよ、何入れたの?」って。何っても、毎回作ってるのと材料変わって無いんだけど・・・。しいて言えば、ウインナー好きの旦那、ウインナーの薄切りを乗せて焼いたからかな。でも、これも毎回そうしてるし。 ま、これで旦那もお好み焼きに対する偏見が少し無くなったかな。これからも作るようにしようっと(=^^=)。 で、午後はお約束(笑)の公園へ。 近所に3つ有る中から梅ちゃんにどこの公園か選ばせて、そこへ旦那も一緒に行く。 梅ちゃんが一番乗りで、その後も2,3人くらいしか子供も来なかったし、好き勝手にのびのびと遊ぶことが出来た。 梅ちゃんのサングラスの掛け方面白いでしょ。→ 教えもしてないのに、こうやってイタリア人の若い子達みたいにおでこにかけるの(笑)。(この写真はちょっとおでこより上になってるけど、普段はちょうどおでこの真ん中くらいにかけてるわ。) この日もね、本人のこだわりで「めなげ(めがね)持って行く!」って言って、公園までちゃんと目のところにサングラスをかけて行ったの。 面白いのが、しょっちゅう、サングラスを上下反対にかけてかっこつけてることがあるのよ。ぷぷぷ。 公園の後は、公園前にあるBARで、ジェラートを親子3人で食べることにした。 で、このジェラート食べてる時のことなんだけど。 BARの外においてあるテーブルで3人食べてたんだけど、途中で隣のテーブルに80代位の爺婆カップルが来たのね。 で、青い目のおばあちゃんが 「まぁ、可愛らしい子ね。ジェラート食べてる姿がなんて可愛いの。ちゃんと一人で食べて・・・。で、いくつなの、この子は?」 隣に座っていた旦那が「3歳と2ヶ月です。」 婆「あら、3歳半なの?」 旦那「いや、まだ3歳半まではいってないんです、3歳ちょっとなんですよ。」 婆「あら、そう。でもしっかり一人で食べるのね。・・・・・・・・・・・で、何歳なの?」 旦那「(^^;)3歳です。」 婆「あら、そう・・・・・。まあ、なんて可愛いのかしら。ジェラートを食べるその姿・・・。・・・・・・・・・・・・で、何歳なのかしら?」 ここで爺のつっこみ。「おい、お前聞いたところだろう。3歳って言ってるじゃないか。もう2回も聞いてるぞ。」 婆「あら、そうだったかしら?でもいいじゃないの。覚えて無いんだから。・・・・・・・・・・・・・・・で、何歳なの?」 旦那「さん・・・」 爺「だから3歳って言ってるじゃないか、お前3回目だぞ。(私たちに対して申し訳なさそうに)」 婆「(ちょっとふてくされて)しょうがないじゃない、覚えて無いんだから。・・・・・でも、可愛い子ねー。小さい子がいるってそれだけで明るくなるでしょう。・・・・・・・・で、いくつなの?」 爺「おい! いい加減にしろ。何のジェラートがいいんだ?買ってくるから。」 婆「分からないわ、なんでもいいのよ。あなたは何にするの?」 爺「お前の好きなのを買って来るって言っているじゃないか。(溜め息)じゃ、行ってくるぞ。」 で、爺BARの中へ去っていく。 婆「ほんと、可愛いわねー。(ニコニコ)で、何歳なの?」 旦那&私「(笑顔で)3歳ですよ。」 梅ちゃんも手で『3』をして見せる。 旦那「梅ちゃん、何歳かおばあちゃんに教えてあげて。(イタリア語で)」 梅ちゃん「TRE(3)」 この繰り返しがまだまだ続いている中、爺ジェラート持って帰ってくる。 で、またおばあちゃんが何歳か聞いたところで爺が「お前、4回目だぞ、これ。4回目。いい加減にしろ。」 婆「(ふてくされて)そんなに聞いて無いわよ。・・・・・で、何歳なの?この子は・・・・」 私たちが席を立って、BARを去るまでずっとこの繰り返し。 ・・・・てな、事が有った。 おばあちゃん見て、「可愛いおばあちゃんだな」って思う反面、「あぁ、呆けてきてるんだなぁ」と言う悲しい現実(^^;)。 仕方ないね、人間長いこと生きていくうちに、どっかでガタが来てしまうんだね。ちょっと、「きっとこのお爺ちゃん、苦労してるんだろうな」って思ってしまったね。 そして歳いく毎に物忘れがひどくなっていく自分の将来を一瞬考えてしまったよ(汗)。 私もこうなってしまうのかなぁ・・・なんて。 今から、頭のトレーニングもしておかないといけないかなぁ。(^^;)
by honestpumpkin
| 2007-06-04 13:48
| 育児
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