ローラその後

ローラの状態も少し落ち着いてきたので、やっとPCの前に座れる。
・・・と言っても、まだ予断は禁物の状態なんだけどね。後は食欲さえ戻ってくれれば、ひとまず安心なんだけど、ほとんど食べようとしない。今日は家であげた分としては、ティースプーンに半分ほどの鱈をフレーク状に砕いた物。ローラの大好物なんだけど。たったそれだけ。
でも、病院で今日は少し食べたみたいなので良かった。

昨日は病院では全く食べず、でも家でこれと同じのを(鱈のフレーク)手の平に乗せてあげたらすごい勢いでがっついて、ティースプーン一杯ほど食べたかな。あまりの勢いで手の平を噛まれたくらい(笑)。たぶん食欲は無いのに、大好物・・・と言う記憶のみで食べた感じ。その後は、ぱったり食べなくなっちゃったんだけど、全然食べないよりはかなりの進歩だったかな。

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ローラの手術は13日の午前中に始まった。朝、8時半の予約で病院に旦那が連れて行ったんだけど、旦那とローラが家を出てしばらくしてから、なんだか『この決断で本当に良かったんだろうか・・・』ってすっごい考え込んでしまって、だんなの携帯に電話する。

ちょうど、先生としゃべってる時で、
私『本当に手術するのがいい考えだと思う?今こんなに元気なのに手術してなんかあったら・・・』
旦那『だって、お腹開けてみないことには何も分からないだろう。ひょっとして良性の腫瘍かもしれないし。』
私『でも、もういっかい先生の意見も聞いてみて。手術するべきなのか。』
旦那『お前、何言い始めてるんだ。開けないと何も分からないって言っているだろう』
私『でも、可哀相じゃない、ローラ・・・』でここまで言って涙が出てきてしまってしゃべれない状態になってしまった(^^;)。

でも、ローラはもともと旦那が飼っていた猫。元々の飼い主がそう決断したのであれば、それが正しい判断なのかもしれない。
そう思って、旦那と電話を切る。旦那も先生目の前にしてたので喋り辛そうにもしていたし。

でも旦那って、ずっとローラを飼っていて、自分なりには大事に思っているんだろうけど、私からしたら『もうちょっとかまってあげたら?』とか『もうちょっと撫でてあげたり触れてあげたら?』なんて普段から思わせられるところがあって、私の猫に対する愛情表現とは全く違うのだ。

今回にしても何度となく『もうちょっと励ましてあげたら?』なんてムッとする事もあったり。2日ほど前に『ローラはあなたに触ってもらえるのが一番嬉しいのよ。私に触ってもらうよりも。あなたの手はローラは体で覚えてるんだから。』って言ったら、やっと長いこと(10分くらいかな)ローラをさすったり、撫でたりしていた。

・・・と、こんな所で旦那の愚痴を言っても仕方がない(笑)。
話は戻り、ローラの手術当日。
お昼時に病院に電話をして状況を聞いてみたんだけど、まだ手術の真っ最中だったみたいで、先生の方から『終わったらそちらに連絡します』で電話を切る。

14時ごろに、手術が一応無事終わったこと、肝臓の4分の3と腫瘍を摘出したこと、腫瘍は悪性か良性かは分析に出してから出ないと分からない、手術の後も比較的早くに目を覚ました(グッドサインみたい)等の連絡を受け夕方に引き取りに来るよう言われる。

こっちの動物病院って(・・・って言っても、ここ以外は行った事が無いから知らないんだけど)、入院って形は無いみたい。おそらくよほど動かしてはいけないって言う以外は…なのかな。
なので、こんな大手術の後でも、家に連れて帰って様子を見る、という形をとるのだ。

でも、考えてみれば、猫にとっても知らない病院にずっと残されるよりも、家族の待つ家に帰ったほうが気分も落ち着くのではないかな。

で、夕方引き取りに行った時、先生が『術後も檻の中でぐるっと一周回ったりしたし、良好かな』なんて言ってくれていたんだけど、先生が檻から出して検診台に乗せたときはかなりぐったりでほとんど白目を向いている状態だった。
熱を測ったら33度。猫の通常の平熱は38~39度。32度で凍死状態と同じ状態になるらしい。
このぐったりした状態を見て、私は先生に『これって死にかけてるんですか?』って聞いたら、『う~ん・・・・・可能性はある・・・。』
で、続けて『家に帰ってもとりあえず、温める。体温を上げるのが重要だから。で、一杯撫でたり声をかけたりして、励ましてあげてください。』と。
次の日の朝一番に連れてくるアポを取って病院を去る。

14日の土曜日は朝から17時までデイホスピタルで預かってもらって様子を見てもらう。体温は少しは上がったけど、35度後半。食欲も無いので点滴。

この日も家に連れて帰って、またほとんど寝ずの看病。あまりの睡魔にローラの傍でうとうとして、ちょっと眠ったかなって頃に梅ちゃんのおっぱいせがむ声で起きる。・・・の繰り返しを朝まで。朝方に口の中が腫れて来たのが浅い眠りの中で分かった。疲れてる証拠。そりゃぁ、疲れるわ(^^;)。
ほんとに育児しながらはかなりきつい。特に今の梅ちゃんはいはいで動きまくるし、私の行くところはどこにでも引っ付いてまとわり付いて来る。だから、ローラの傍で静かに看病・・・は梅ちゃんが寝付いてからのみしか出来ない。平日はデイホスピタルでローラを日中病院で看てくれるのが何よりもの救いだ。

15日からは体温が36.6、7度くらいまで上がってくれたんだけど、今日も同じくらいでそれ以上は上がらない。でも、先生曰く『上がった方がいいけど、それほど重要な問題ではないから』と。後は食欲さえ戻ってきてくれたら。
食べてくれないことには、内臓が動き出してくれないからね。腸も動き出してくれないと、うんちも自然に出てこないし。昨日は浣腸をしてもらって、硬いのがぽろぽろっと出てきた(汚い話でごめんなさい)。

今回のことで初めて知ったんだけど、肝臓って心臓の次に重要な内臓器官らしい。肝臓がちゃんと機能しないと、他の内臓器官も動きが遅くなってしまうらしい。ただ、内臓の中で肝臓だけが再生機能を持っているので、こうやって4分の3も取り除かれても、将来的にはまた再生して元に戻ってくれるらしい。それまでにはかなりの時間がかかるそうだが。

後、腫瘍を見て思ったのが『腫瘍ってこんなに白いんだ』と。なんか腫瘍って言葉聞いただけで、紫色、とか濃い赤とか想像していたけど、意外と白いのには吃驚。

手術の当日、瀕死の状態のローラを家で看病しながら、手術したことをすっごい後悔してしまって『人間のエゴで勝手に手術を決めて、こんな状態になってしまった』なんて、自分を責めたり旦那にも『昨日まであんなに元気だったのに・・・』しか言えなくなってしまい、旦那を困らせたりもしたけど、今落ち着いて考えてみれば、手術はやって良かったかな、と。

もちろん手術でうまくいかなかったかもしれない。けど、もしも、手術をせずにこのままいって、何の症状も痛みも無いまま死んで行くならいいけど、最期に痛みで苦しんで・・・とか、食べ物も食べることが出来なくなって餓死状態・・・とかにもなる可能性もあるわけで、そうなって苦しむ姿を見るのももっと辛いだろうし、その弱った時点で手術・・・なんてことは不可能だし・・・なんて考えると、今回の決断は飼い主のエゴかもしれないけど、良かったんではないか、と。
まだ手術に耐えられるだけの最低の体力が残っている状態でやって。

まだ、回復しきったわけでもないし、悪性か、良性かも分かってないから、まだまだ安心したり喜んだり出来る段階ではないけど、一時を思えば、ソファーに飛び乗れるようにもなったし,トイレで一人でおしっこも出来るようになったし・・・。
後は、ほんと食欲さえ戻ってくれて、内蔵がちゃんと普通に機能しだしてくれれば・・・。

・・・ということで、続けて看病がんばります。
長くなってしまってごめんなさい。ここまで読んでくれた方々、ありがとう☆
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by honestpumpkin | 2005-05-17 23:30 | うちのニャンコたち
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