悲しい選択

ここんとこ、暗い日記になってしまっててごめんなさい。
今日もちょっと暗くなってしまうので、暗い話はちょっと・・・って言う方は飛ばしてくださいね。

…暗い話しに入る前に、うちに義母が泊まりに来ている理由。

義父がかれこれ一年位前に手の平の手術をした。手の指がグーの状態で固まった状態になってしまってパーの状態に開けなくなってしまっていたので、それを治す為の手術。

去年の手術は一応うまく行ったんだけど、完全にパーには戻っていなくて小指が半分曲がった状態になっていたので、今回別の病院でまた新たに手術を受けてみることにしたのだ。

去年の手術を受けた時、義父は結局10日間ほど入院したんだけど、そのときも義母はうちに泊まりに来ていた。どうも、一人で留守番するのが寂しかったらしい。
で、今回も義父の手術&入院が決まった時点で『うちに泊まりに来ていいか』と聞かれていたので私たちは快くOKと答えた。

私はこの義母のことが好きだし、尊敬もしてるんだけど、やっぱり一緒にいるとちょっと疲れちゃうかな。育児についても、ああした方がいい、こうした方がいい、と結構口出ししてくるしね(^^;)。私は私のやり方が有るんだから・・・なんて思ってしまうことのほうが多いかな。
それに、夜の寝かしつけも初日に遅くまで梅ちゃんと遊びまくって、こっちのペースを崩されたり。
その上『ここで(自分のベッド)寝かし付けすれば?(←一緒に寝たかったらしい)』なんて言って来たり、しゃべりだすと弾丸のようにしゃべり続ける性格なので、おしゃべりに付き合わされたり・・・。疲れている時にこんな状態になってしまうとついつい苛々してしまう。

でも、今日義父のお見舞いに私たち家族と義母とで一緒に病院へ行ったときに義父が明日退院出来るらしいと言っているのを聞いて、ちょっとほっとした。明日までの我慢(^^;)。いや、でも助かる時も有るんだけどね。

で、今日その義父のお見舞いに行った帰り道にローラの様子を見に今預かってもらってる動物病院へ立ち寄る。その時点での先生の説明では体温も(赤外線の下に置いていたお陰で)37.8度まで戻り、血糖値も普通に戻った、と。
今日はローラは輸血をした。今朝、病院と連絡を取ったときに、輸血するべき状態にあると説明されていたのでお願いしたのだ。最初、ルーさんからの血液を採って輸血をする案が出ていたんだけど、去年腸閉塞で手術をしたこととルーさんの年齢を言った時点で却下された。リスクが大きすぎる、と。結局、他に候補の若い猫がいない場合は仕方が無いので犬からの輸血になる、と説明を受けた。ただし、犬からの輸血の際は少々リスクが伴うらしく、血液中のヘモグロビンやらなんやらを分けて、なんかして・・・ととてもややこしい説明をされたけど、他に選択肢が無かったので、それでお願いするしかなかった。

で、病院に行った時の先生の説明でもこの輸血のことに触れ、時間が経過して異常も見られないので、とりあえずはうまく行った様子、だと。その代わり輸血のせいで、ローラの体の至る所が膨れ上がっていた。元気もかなり無いけど意識はあるみたい。『ローラ』って声をかけて頭にキスしてあげると目を開ける。

先生が『その他の検査結果が出るのが夕方7時くらいなので、そのくらいに来るか連絡をください』と言うので、『じゃあまたその時間帯に来ます』と言って病院を後にした。

家に着くと、かかり付けだった先生の方から留守電にメッセージが入っていた。腫瘍の分析結果が出た、と。

結果は悪性。それも転移しているらしい。

メッセージを聞いて旦那がすぐに先生に電話する。先生曰く、『他に手の施しようが無いので、安楽死させた方がいい』と。この緊急病院とかかり付けの先生の間で常に連絡を取り合ってくれている状態なので、かかり付けの先生の方から緊急病院のほうへもこの結果も連絡してくれたらしい。後は、私たちが決断を下すのみ。

家に着いてから病院に再度行くまでに一時間ちょっとだけ時間が有ったんだけど、頭の中はもうその事でいっぱい。
私たちに残された選択肢は

オプション①:先生の言うように安楽死させる。
オプション②:延命治療を可能な限り続ける。 

①を選ぶなんて私には出来ないし、旦那も反対。かと言って、ローラにとって一番いいのはこの選択かもしれない。でも、病院で最期を迎えさせるのだけはしたくない。家に連れて帰って最期を迎えさせたい。

私も旦那も②を選択したいが、それが本当にローラにとっていいのか。それにこのまま延命治療を延々と続けていくと経済的にもかなり苦しい状態になる。もうすでに今回のここまでの手術・治療だけでもひと月分の給料が吹っ飛ぶくらいかかっている(涙)。いや、でもここではお金のことは問題ではない、と旦那とも暗黙の了解になっているんだけど。それでも痛いよね。
旦那は延命治療を続けたい、と言っている。でも、それがローラにとってどうなのか、で二人とも行き詰る。

病院へ行く道中も、旦那も私も黙りこくって考えてしまったり、また『安楽死は今の段階ではさせたくない』と言う話になったり。でも、先生の意見も聞かないことには前には進まない。

病院へ着いて、ローラが目を開けている姿を見た途端に『安楽死なんて絶対させられない。目を開けて座ってるじゃない。まだ大丈夫そうなのに』なんて思ってしまった。
先生としゃべっている時にかかり付けの先生からまた病院宛に連絡が入り、この病院の先生としゃべった後、旦那と電話でしゃべることになる。
かかり付けの先生も色々この件で調べてくれたらしいけど、やっぱりこれ以上は手の施しようが無いし、安楽死をやっぱり勧める、と。この病院の先生も(この先生も、昨日の先生とは別の先生なんだけど、すごくやさしそうな信頼できそうな先生)、99%は安楽死させた方がローラのためかもしれない、と。残りの1%で回復するかもしれないけど、それは奇跡が起こった場合で、まず無い、だろう、と。

しばらく旦那とローラの檻の外でどうするか話し合いをしながら涙が出てきてしまったりしたけど、話し合いの結果、家に連れて帰ってあげよう、と言うことになった。連れて帰ってからも、痛みを感じなくする薬も貰って。一応自宅治療、と言う形で。もちろん延命治療にはならないだろうけど。最期を家で家族と一緒に看取ってあげたほうがローラも嬉しいだろうし。

容態が変わってからと言うもの、心の中で『やっぱり手術するべきではなかったのかも』なんて、考えても仕方の無いことを延々と考えてしまっていたんだけど、今日この先生としゃべった時に『あぁ、こうするしか仕方なかったのかも。』と思わせられたり。きっと何が正しい、なんて無いよね。飼い主が愛するペットの為にそう決断したのなら、それが正しい判断なんだろう、と思う。いや、もちろん今でも『手術をしていなければ、まだ一緒にもう少し居れたのに』なんて思ってしまうけど、悪性の癌で転移しているのであれば、時間の問題だったかもしれないし。
それに、ローラの背中、皮の下が背骨でごつごつしてるのが分かるくらいやせ細っているし。

この病院の先生の勧めで、今夜はまだちょっとかなり不安定だから退院は明日にした方がいい、と言うので明日迎えに行く予定。

・・・なので、退院した後はどれだけ私たちと一緒に居れるか分からないけど、最期まで大切にしてあげよう。ローラちゃん、良くがんばったね。明日、家に帰れるからね・・・。
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by honestpumpkin | 2005-05-20 23:02 | うちのニャンコたち
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