2006年 08月 17日 ( 1 )

老後って・・・

疲れがまだ取れきってないのか、夜になるとへとへとで・・・。

で、久々の更新。

いや、書きたいこととかいっぱいあるんだけど、気力がなくてね(笑)。年だなぁ(^^;)。

でも、今日有ったことをなんとなくここに書いときたくて、書く事にした。

今日の午後買い物がてらに梅ちゃんと旦那と一緒に散歩に出た。

で、スーパーへ寄る前にジェラートでも、と近くのバールに入って、ジェラートを一つ買う(梅ちゃんと私とで一緒に食べる為にね。旦那はジェラート食べない人なので。)。

梅ちゃんにはまだ、外ではジェラート一人前(って言うか?笑)は食べさせない。洋服汚されるの目に見えてわかってるし(イタリアの手作りジェラートって早く食べないとぼとぼと落ちるからね)、私も梅ちゃんと半分でちょうどいいくらいだから。だから、しまじろうの『半分こって嬉しいな♪』で、一緒に食べるのだ(笑)。

で、バールの外に置いてあるバール用のテーブルを見てみたけどどこもいっぱい。仕方ないので目の前にある広場で食べることにした。

でもこの広場にあるベンチ(計4箇所くらいかな)もどこも人が座っている。その中の一つ、黄色い洋服を着たお婆さんが独りで座っているところに一緒に座らせてもらうことにした。

お婆さん、気を使ってか少し端に寄ろうとするので旦那が『僕は大丈夫ですよ』って答えた。
そこからお婆さんが梅ちゃんに二言三言話しかけたりしてくれたんだけど、初対面では人見知りする梅ちゃん、急にうつむいたり、そっぽ向いたりで返事もしない(^^;)。
いつもならがっつくジェラートも口を開けないほど。ほんと恥かしがりやさんだからね、この子は。慣れるとパワー全開するんだけど、慣れるまでにちょっと時間がかかる。

ま、そんなことはさておき。

何の話から始まったかすっかり忘れてしまったんだけど、お婆さんが私のことを『日本人』って最初から決めて話し出したのには驚いた。

ふと我に返って『あれ?お婆さん、なんで私の事日本人って分かったんだろう』なんて思って、『なんで日本人って分かったの?』って聞いたら、『見たらすぐ分かるよ、肌の色とか、顔の表情とか』って。いや、偶然にしてもすごいね。
だって、イタリア人ってアジア人を見ると90%くらいの確率で『中国人』って言うからね。

だから逆に『日本人』って言われるとすごく吃驚する。

いや、私が話したいのはこんな事ではなく(^^;)(前置き長いって?)、このお婆さんが世間話の延長で、自分の身の上話をちょろっとしたその内容。

なんでも、おばあさんは未亡人で、45年間寄り添った旦那さんを失くしたらしい。
いつ旦那さんが亡くなられたのかは聞いてないけど、見た感じの年から言ってもそう昔の話ではないはず。

お婆さん曰く『次に生まれ変わることがあったらね、もう結婚はしないよ。45年連れ添った相手と別れて一人身になって、こんな辛いことはないよ。私はこのフェラゴスト(8月15日の祭日)は、一人でこの犬とこの広場で過ごしたんだよ。いや、私が一人身で寂しいだろうっていろいろと友だちがうちに来るようって誘ってくれたりはしたんだけどね、それは私が一人で寂しいだろうからってさ。私はね、あんまり行く気にはなれなかったんだよ。』って。

旦那『子供さんとかは居ないんですか』

お婆さん『居ないんだよ』

旦那『お婆さんの事を表面上だけで思ってくれる人じゃなくて、心から思ってくれる人って近くに居ないんですか』

お婆さん『居るよ、でも皆遠くに住んでるからねぇ』

なんて会話をしていたんだけど、なんでもお婆さんは未亡人の年金(なのかな)は貰っているけど、そんなものは生活する上で全然足りないから、自分で裁縫とかでお金をいくらか稼いでいるらしい。

なんかなー・・・。こう言うお婆さんを見かけると、自分の将来ってのも考えてしまう。

この広場から徒歩5秒ほどの所に旦那の叔母に当たる人が住んでいる。この人も、言ったらこのお婆さんや、うちの義父母と同じくらいの年。

この叔母さんは40代の頃に旦那さんを失くして(義父の兄)、それ以来未亡人で居る。この叔母さんもこの年になっても(70前後かな)、昔からずっと勤め続けている家政婦の仕事をいまだにして生計を立てている。
この叔母さんには子供が3人居る(旦那くらいの年のね)。でも、子供の世話にはなりたくないんだろうね。私も出来ることなら、子供に頼っては生活したくないな。

ま、平均的に言っても、男よりも女のほうがながく生きるよね。もし、旦那が先立ったら・・・って考えるとなんか不安になったりする。

今は、小さい子供の面倒も見ないといけないしで専業主婦をしている。そろそろ仕事を探したいとは思っていても、そう簡単に思うような職がすぐにタイミングよく見つかるかどうかも分からない。

でも、これはずっと思ってきたことなんだけど、結婚して子供が出来るまでずっと働いて自立してきたから、結婚していても、子供が居ても*基本*は“自立”をしていたい。

ここで、いつも行き詰るのが、二人目。

いずれは作りたいけど、もしも今二人目が出来ると自立するのが又先に伸びる。子供がある程度手がかからなくなるまで待つと、40台になっているかもしれない。

そうなると就職先ってのもかなり選択の幅が狭くなるのでは?でも就職してすぐに子供が又出来れば・・・。

なんてことをしょっちゅう考えたりしてる。女性の社会進出ってのはほんとにどこの国に居ても難しい課題だと思う。自立するのも重要なことだけど、だからって家庭もおろそかには出来ない。私なんか、両立できるようなスーパーウーマンでもないしね、実際。

と、話はそれたけれども、この広場でおばあさんと別れた後も、旦那に話したりした。『なんかねー、自分の将来考えちゃうよ。どうなるんだろうね。あなたが先に逝ったら、どうやって私暮らしていくんだろうね・・・。』なんて。

カナダに3年弱、イタリアに8年ほど、計10年以上も海外に住んでて、今になって思う。

若いうちは『日本、いつかえろっかなー(一時帰国ってことね)。今年は無理だから、来年かなー。』なんて気軽に考えるけれども、これが自分が70、80になると足腰も弱ってきてるだろうし、予算的にも厳しいだろうから、その位になったら『あぁ、もうこの足で日本の地を踏むことはないのかなぁ・・・。自分の祖国の地を・・・。』なんて遠い目をしながら思うんだろうか。

あ、いけね。ちょっと暗くなってきたね。

でも、これって海外に一生住むって決めたら、避けて通れない道なんだよね。特に国際結婚の場合はどちらかの内の一人がそう言う状況になる。

なあんてことを、又今日も考えてた午後でした。ちゃん、ちゃん。









・・・・でも、今日のお婆さん、素直でとっても優しい目をしていたなぁ。(一瞬、こんな人が義母だったらなぁ・・・って思ってしまった私は悪い嫁(爆)?)
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by honestpumpkin | 2006-08-17 23:36 | イタリアの生活