2007年 05月 28日 ( 1 )

人との出会いって・・・

=====今回は長いよー。長いよー。読んでて疲れるかもしれないよ-(笑)。愚痴もあったり、ちょっと自慢話に聞こえてしまったりするかもしれないけど、ま、正直につらつらと思うことを書いてみたので、お暇な方はよんでやってくださいな。=====




ひととの出会いって不思議なもんで、人生の中でめぐり会うひとによって自分の人生が180度変わったりすることも有る・・・なんていつも思う。
あの時、あのひとに出会ってなければ、今の自分は無い・・・とかね。

例えば、そうだなぁ、卒業旅行の時に出会った添乗員さん。

彼女が昔オーストラリアにワーキングホリデーで行ったって話しを聞いた時、初めて「ワーキングホリデー」と言う名を知った。

一年間、海外で働くことの出来るビザが取得できるワーキングホリデー。

当時の私にはものすごく魅力的に思えた。

当時、渡航できる国はカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国だけだった。
大学卒業後、一年就職したものの、納得のいく仕事ではなかったため、一大決心をして、ワーキングホリデーでカナダに行くことにした。

何でカナダかって?
まず、ニュージーランドは田舎過ぎるイメージがあって却下(笑)。オーストラリアは、Aの発音が“エイ”ではなく“アイ”って言うのがなんか引っかかって、却下(笑)。

いや、却下って言うよりも、それよりもカナダはアメリカのお隣さん。
中学生の頃からJAZZが好きで、JAZZの本国の隣となれば、カナダでもJAZZを習ったり触れたり出来る機会が多いかもしれない、と言う理由からカナダに決めた。

日本で一人暮らしをしているときに知り合ったマンションの同じ階に住んでたRちゃんが、なんと偶然一足先に、私の目指すバンクーバーに住んでいたので、渡航後もよく現地で会ったりしていたんだけど、彼女を通して知り合った日本人の男の子通称D君と一緒に出かけているときにD君が立ち寄った靴屋さんで「仕事探しもしてるし、いっちょここにも履歴書置いていくっか」で履歴書を置いて帰る。

(なんか、いっぱい人が出て来てややこしくなってきた?(笑))

履歴書を置いた時受け取ってくれた店員のお姉さんがとても親切な人で、「明日店長が来るから直接しゃべった方がいいわよ。履歴書を渡しといてあげるから。」って言ってくれたので翌日出直す。

店長さんが「君は日本人だし、ロブソンストリートの方が観光客も多いから、そっちの支店に行ったほうがいいよ。2件有るから。こっちの店の店長の名前はJACK、もう一個の方の店長の名前はブリジェ。あ、ちょっとまって、いま電話でいつ店長が居るか聞いてみたげるね。」で、店長の居る日を聞いてもらって、名前を書いてもらった紙を手に、ロブソンまで行って見た。

2件あるうちの最初に通りかかった方に、なぜか安直に決めて入ることにする。

ドキドキ・・・。「すみません、店長さんは・・・」

きっと緊張のあまり、蚊の鳴くような声で聞いてたかもしれない(笑)。

当時、英語の読み書きは大学でも英文学を専攻していたし、問題はなかったけど、ヒアリングとスピーキングに関してはそんなに自信がなかった。

すぐに店長さんJACKが来てくれて、履歴書を渡す。とても感じのいい人。

「来週の火曜日に戻っておいで。面接をするから。」

これが、私の人生を180度変えてくれたJACKとのめぐり会い。

JACKとめぐり会っていなければ、カナダに3年も住むことも出来なかったし(ワーキングホリデーのビザは一年だけだからね。)、今私はイタリアに居ないし、旦那ともめぐり会うこともなかったし、梅ちゃんって言うすばらしい娘をもつこともなかった。
もしも、彼にめぐり会っていなければ、今私はどこで何をしていたんだろう。きっと日本に帰って就職して、誰か見つけて結婚していたかまだ独身でいるのか・・・。幸せで満足のいく生活をしていたんだろうか・・・。

イタリアに来たのは、JACKが昔1年ほどここローマに住んだことがあり、知り合いがいるから行っておいでって勧められたから。ほんとは、カナダにすぐに戻りたかったけど、「他の国を見てみるのもいいか・・・」って感じのノリで来た。

とにかく、JACKは一緒に仕事をしている時も、私のことを信じてくれて、応援してくれて、私の後ろにいつも付いていてくれた。

そのお陰で、私もどんどん仕事を覚え、英語のスピーキング&ヒアリング力も徐々についていき、売り上げも伸ばし・・・。
私にとっては、大成功を果たした。会社内(カナダ国内で)で売り上げがトップになったし、それを常にキープもした。

周りの人からは「君はラッキーだね」なんてよく言われたこともあったけど、でもそれは私が無我夢中で一生懸命頑張ったから。だから、「ラッキー(幸運)」って言われると、ちょっと納得できないこともあったけど(笑)。死に物狂いで頑張ったからね(笑)、当時は。

カナダからいったん日本に帰り、イタリアに来る前に2年半を過ごしたんだけど、派遣で外資系のオフィスで働いたし、イタリアに来てからも、店の販売員、レストランの案内役、観光現地アシスタント、ウエディングドレスのデザイナーのもとで顧客開拓のリサーチャー・・・等々色々やったけど、やっぱり、私はお店の販売員が好きなんだなぁ・・・。

立ちっ放しでしんどいし、終わるのも19時半と遅いし・・・でも、やっぱり今販売員の仕事を再開していて思うのは、「これって私の天職」なんだよね。

心を込めて接客して、「有難う」って言って貰うのが嬉しいって言うかね。

もちろんお客の中には、どんなに親切に接客しても「有難う」すら言わない人も居るし、何も言わずに立ち去るような教養の無い人も居るけど、でも私の接客に対して感謝の意を示してくれる人が居ると、また「頑張ろう」って気になるんだよね。

お礼を心から言ってくれる人なんて一握りほどしか居ないけど、世界各国のひとに「あなたに出会えて良かったわ。」とか、「あなたみたいな親切な店員はどこを回っても居なかったわ。」なんて言われると、とっても嬉しい。

自分の売り上げも重要かもしれないけど、それよりも「中身のある接客」がしたい。



ところで、こんな書き方をすると、なんか自慢してるって言うか、そういう意味で取られるのも嫌だけど、でも実際イタリアの人たちの英語って、ほんとひどい人が多い(笑)。

なので、私が英語で接客しているのを見て、妬む人も多いんだよね。あの意地悪なお局店員Aを筆頭に。

もちろん私は、店員同士、皆仲良くしたいから常に笑顔で通してるし、自分が英語が他の人よりも喋れるからってそれを絶対ひけらかすような態度もとらないし、ほんとに控えめに行動をしているんだけど、そもそもイタリア人の女の人って嫉妬をする人が多いのよね。

もちろん全員じゃないよ。店員の中では「こんないい人、見たことないよ。」ってくらいいい人も何人か居るしするんだけど、なぜかそういう人は自分とは関係の無いセクションの人たち。

私はたとえ、他の店員がものすごく売り上げを伸ばしてても、自分よりも語学が達者でも、「嫉妬」なんてしない。私だったら「お、彼女頑張ってるな。私も頑張らないとね。」とか、「私もあんなにしゃべれるようになりたいな。よし、頑張るぞ。」とか思うんだけどね(^^;)。

と、前置きはこのくらいにして。

先々週、仕事の終わる直前に店員Mに突然「あなた、私たちに対して正直じゃないでしょう。自分の胸に手を当てて考えてご覧なさい。」なんて言いがかりを付けられた。

私はもう「は??????」状態。

で、「あなたね、私たちのことをマネージャーに悪く言ったでしょ。」で、私はまたまた「??????」

私も言われも無いことを言われて、ちょっと逆上しちゃって、「あなたの名前の一文字すら、マネージャーに対して言った事無いわよ。どう言う事よ。」って言い返したりしてたら、それを聞きつけた意地悪店員Aが話しに入ってきて、調子に乗って私に言いたい放題。

2人に同時に攻撃される私。日本じゃこんな光景、目にすることなんて無いね。
大の大人が二人して、一人を攻撃する?

それも店員Aの攻撃の仕方はそれはもう、アグレッシブって言うか、もう「動物」の世界ね(笑)。

どうにもどうにも納得がいかなくて、でも閉店直前だったのでそれ以上店員Mと話し合うことも出来なかったので、次の日たまたま店員Mと二人っきりでセクションに入る日だったので、Mと話し合うことにした。だって、納得いかないからね。言っても無いこと言ったって言われると。

私も感情的に少し落ち着いたので、Mに店長が一体彼女に何を言ったのかって言うのを聞いた。
そもそも、彼女の言う「店長がこう言った」って言うのは、私は全く言ってないことで、それも、全く「私が正直じゃない」とか「悪く言った」ってこととは関係の無いこと。

だから彼女に正直に言った。

「あなたね、選ぶ言葉間違えてるわよ。それって全然私が正直じゃない、とか悪く言った、とか関係ないじゃない。何で、最初からそういう風に店長から聞いたんだけど・・・って私に聞いてくれないの。あなたが選んだ言葉で私はとても傷づいたのよ。昨日の晩はよく眠れなかったのよ。あなたが選んだ言葉の重要性を分かっているの?とにかく、私はマネージャーがそういう風に言ったって言うのなら、それは私が今度マネージャーと話をしてはっきりさせるわ。分かった?来週の金曜日ここに来たら即行マネージャーのオフィスに行くから。」

で、ま、納得の行くまで彼女とは話しをして、和解をした。


でも、なんかね、もうこう言うしょうも無いことで煩わされるのがうっとおしくなってね、って言うか、普段から店員Aの意地悪に耐えてる上にこれじゃぁね。店員Aだけでもうっとおしいのに、他からまた野次が入るんだったら、もうお店変えようかな、ってね。

だから、その次の週の(先週のことね)金曜日が来る前に、半年前に登録した人材派遣会社に行って自分の登録を更新することにした。どっちみち半年で登録の期限が切れるし、この先将来またどんな問題が起こって嫌になるかもしれないし、更新だけはして置こうって思ってね。
それに今の職に就いている事も履歴に追加しておきたかったし。(今の仕事は自力で探したから、派遣会社は私が今働いてることを知らないのね)

そして、対決の金曜日(ってなんかこんなの有ったよね(爆)。)。

朝出勤して真っ先にしたのは、会計の所に居たマネージャーに「あとで話しがあるんですが」と。

朝の開店支度が一段落した時にマネージャーから「じゃ、いらっしゃい」って呼ばれた。

前の週にあったことのいきさつを全て話したら、「分かったわ。今Mを呼ぶから。」

で、3人で話し合うことにした。私は隠すことなんて無いし、うそも言って無い。だから、3人できっちり話し合うことには賛成だった。

ま、結局要するにマネージャーがMに対して「あなたはもっと〇〇(私)に対して、バックアップに付いていてあげて、いろんな面で助けてあげるべき」って言う風なことを言ったのを、彼女は「自分が十分にやっていない」って言う風に言われたって理解したことから起こる誤解。

彼女が呼び出されてマネージャー室に入るなり、マネージャーの雷が彼女に落ちる。

すごかったよー。いや、あれはほんとにすごかった。あんなに怒るマネージャーは見たことが無い。私の変わりに怒り狂ってくれた。私の気持ちをいやってほど理解してくれて、それを説明してくれた。
そして、彼女のとった行動、そして彼女の選んだ、「場所」「言葉」「時」について厳しく、そりゃあ厳しく批判した。

私?

感動したね(T▽T)。涙が出そうなほど感動したね。

「ここで、あなたの取った行動に対して〇〇が退職願を出してたら、あなたの首も飛んでたのよ!!彼女はまだこの先20年はここで勤めてもらいたい人材なんだから!!」とまで言ってくれた。

長い長い話し合いの末、Mとは再度マネージャーの前で和解した。

話し合いの後、マネージャーに「有難う」って言ったら、なんと私を抱きしめてくれた。(T▽T)

もう、すごく感動したね。だって、イタリアに来て、家族以外のだれかに抱きしめてもらったことなんて無いよ、私。って言うか、しないよね、普段。そういう事、イタリア人同士でも。(あ、もちろんマネージャーって女よ、レズじゃないし(笑))

イタリアに来てから、何軒か勤めを変えたけど、イタリア人の雇用者でろくな人が居なかった。もう、逆に吃驚するくらいレベルの低い人が多くて、どんなに一生懸命働いても感謝もしてもらえない、認めてももらえない、足元を見る、って人があまりにも多かったので、はっきり言って、イタリアで仕事をすることに対して、「いい雇用者」なんて期待してなかったのよね。

だから、この時「どんなに自分が大切にされているか。自分を必要としてくれているか。」が分かった。

以前にコントラクトの更新の話しをした時に褒められた時も「今まで何人か日本人と面接をしてきたり、採用したりしたけど、あなたほどの適性人物は居なかったわ」なんて言われた事が有るけど、これほどまでに私を必要としてくれて、守ってくれるなんて。




でも。話はまだこれでは終わらないのよね、ここイタリアでは(笑)。

こんなことが有った次の日のこと。
和解したMは、マネージャーと話しをした後変わった。もちろん、いい意味で。
今まで、私が店員Aにいじめられていても、見て見ぬ振りをしていた。で、いう事といえば「私も最初は彼女におんなじ事されてたのよ。」くらい。だからって助け舟出したり、抗議したりなんて誰もしない。
なんでかって?みんな店員Aが怖いから。嫌われるとたちまち標的になるからね。彼女の標的になるのはたいがい売っている店員。

私の場合は同じセクションだから逃げる所が無いのよ(^^;)。思いつくあらゆることを言ってきては、私を「売ること」から阻止しようとする(笑)。ここまで来るとお笑いの世界よ、ほんと。
でもね、私、もうそういうの無視してたの。気にしだしたらきりが無いからね。

でもね、Aが私に道理の適わないことを言っているときにMが「それは違うわ。」って言ってくれるようになったのよ。---これはマネージャーがMにお願いしたこと。ちゃんと私とAとの間に立って公平にものを言うこと。私はそんなMに拍手を送りたかったわ(笑)。
だって、度胸の要ることだもん。彼女にも言ったよ。「よく言ってくれたわね、有難う。とっても度胸の要ることをしてくれたのね。」って。

ところがね。

それを横で見ていた同じセクションのGが面白くないのよね。彼女は典型的な嫉妬をするイタリア人の若い女の子。普段から私に対して嫉妬してるのは知ってたの。それでも私は彼女に対して笑顔で話しかけたりしていたんだけどね。でも、彼女って強いものに付いて、弱いものを一緒にいじめるタイプ。
で、GがMに「何で〇〇を助けて、Aを攻撃するの?私、気に入らないわ。それって公平じゃない。あなたずるいのよ、何その態度。」って始まり、Aも一緒になってわめきだす。

それも、お客さんの前でね。はずかしいよねー。あんな、気品の有る店で、こんな低レベルな口論が繰り広げられるなんて、お店の看板に泥塗ってるようなもんよ。でも、Aにはそんなことなんて全然関係ない。で、Mが用事が有って在庫室に行ったあとは矛先が私。

今度はG&A vs. 私。 二人のかなりアグレッシブな攻撃にもう辟易して、「あなた達が納得いかないんだったら、みーんなでマネージャーと一緒に喋りましょう!」って言ったら、向こうは売り言葉に買い言葉。「マネージャーとでも誰とでも喋ってあげようじゃないの!」なんて言うから、Mの所に行って、「マネージャーに言って来るね。」って言うと、「そうしなさい。みんなで一緒に喋ればいいのよ。」言うので、マネージャーの所に行って説明をし、「もう、たくさんです。こんな人たちと働くくらいなら、辞表出してもいいですか?」って言った所でマネージャーはカンカン。「すぐにGとAを呼ぶわ!!ったく!」

で、二人ともマネージャー室へ。
私とMはセクションに残らなくてはいけないので、セクションに居たんだけど、かなり長いことしゃべってたね。
あの二人に関しては、もっとすごい雷が落ちてたと思うよ。特に店員Aに関しては、マネージャーもよーくよーく状況知ってたからね。

その後、二人がフロアに戻ってきたときは、Gはまるで私に対して「仲のいいお友達」風に変身し(脅されたんだろうね、マネージャーに(笑))、Aに関しては仏頂面の完璧無視(笑)。

なんかねー、ほんとレベル低いねー。

それにすごいことに、次の日(昨日なんだけど)ね、なんと、なんと、そのお局Aが別のセクションに移されたの!!ま、一日だけかもしれないけどね、私から引き離す為に。

でも、あのセクションのお局的存在の人が、別のセクションに行かされるなんて・・・。新人が別のセクションも覚えるために回されることがあっても、彼女クラスの人が動くことなんて私が入って以来みた事無い・・・。

どんだけマネージャーが怒ったかが、これで言葉なくても伝わってくるね。

Aって?そりゃぁ、もう、ものすごい形相で働いてたよ、昨日は。こっちが怖くなるくらい。


・・・・・ってこんな感じだったのよ、最近は。

で、何で、最初に人のめぐり会いがどうのこうので始めたかって?

だって、このマネージャーとのめぐり会いも私の人生にとって、かなり意味のある出会いなんだなぁ、なんて思ったの、今回のことで。

そう居ないよ、この世の中。こんなに自分を買ってくれる人って。特にイタリアで。

いつかまた、こんなしょうも無い人たちが出て来て、そんな人たちに対して嫌気が差して、「もう辞める!」って言う日が来るかもしれないけど、今はまだ「このマネージャーの気持ちに応えなくては」って思えるようになった。

それに、こんなに辛くてしんどいことがあっても、おうちに帰ると梅ちゃんに「お母ちゃん、一生懸命お仕事頑張った?」って言われると、どんな疲れも吹っ飛ぶね(=^^=)。

来週も頑張るわ。

ここまで読んでくれた人が居たなら、感謝します。お疲れ様でした(笑)。
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by honestpumpkin | 2007-05-28 12:30 | 仕事