Pasqua (復活祭)
今日からサマータイムに入り、時間を一時間進める。午前2時に時計を3時に進めるのだ。
で、今日はパスクア(復活祭)の日。大体の家庭は家で家族と共に食事をする日。いや、復活祭自体が食事を共にする日、ではなく(^^;)、この日はキリスト教徒にとったら大切な日、キリスト様が生き返った日であり、『平和』を象徴する日でもある祝日のため、皆家族で過ごすのだ。 クリスマスに次ぐものすごい量の食事を『この日だけはダイエットもお休み~』なんて感じでみんな食べる食い倒れの日(笑)。・・・の割りに、うちは義父母宅で結構普通の量の食事だった。 昨日、みんな料理の作り疲れ&食べ疲れもあり、3日続けてのお祝いにも疲れていたので『家族で過ごす』だけに重点を置いての食事だった。 私はキリスト教徒でもないし、パスクアにも詳しくないので、義父に『何で、「平和」なの』と聞いたところ、「僕の父親のもともとの出身がカラブリアなんだけど、父が言ってたカラブリアで有った話がこうなんだ。 昔、2つの家族が居て、一つの家族の父親がもう一つの家族の息子を殺したんだ。で、そのもう一つの家族の父親が復讐のために、その殺した男の息子を殺したんだ。 でも、周りがこのパスクアの日に、和解させようと一緒に食事をさせたんだよ。で、この2つの家族はこの日に食事を共にしたんだ。すごいことだろ。」 と言っていた。 ふ~ん、すごいね。自分の子を殺されておきながら、その殺した人と一緒に食事が出来るなんて。 昼食中に梅ちゃんが愚図りだし、眠そうだったので客間を借りて寝かし付けをする。私も疲れが溜まっていたので、一緒にうとうとと小一時間寝てしまった。 夕方から旦那が仕事が入っていたので、早々においとますることにし、帰りに毎年恒例のパスクアの卵形チョコを頂いて帰る。ちなみに私が貰ったのはミルクチョコレート味のブルーの包装紙の分。 ちなみに手前にある丸いケーキのような物は、義母が作った義母の出身の小さな町POLIでの名物、パスクアのパン。ちょっと甘みがあって、でもパンのようなケーキ。 貰って早速義兄が自分のチョコ(ピンク)にパンチを食らわせる(笑)。 中を開けると・・・ こんな感じで、おまけが入ってたんだけど、全然面白くない(爆)。子供だましもいいもんよね。なんて、いい年してちょっとでも期待した私も馬鹿なんだけど(^^;)。これは皆で「なんだろう」と意見しあった結果、ばったのキーホルダーか、蜂のキーホルダーだろうと言うことに。 これは、おまけ。 夕方、箱類なんでも大好きで、どんなに小さくて中に入れなくとも中に入ろうとするルーさん。 中に頭を突っ込んだルーさんの箱を上からバンバン叩く人約一名。このお二人意外と仲良しなのかも(爆)。
by honestpumpkin
| 2005-03-27 23:43
| イタリアの生活
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